デンマークの食文化に風穴を開けた「Noma」

デンマークの首都、コペンハーゲンにあるレストラン 「Noma (ノーマ)」は、イギリスの雑誌「レストラン」が発表する「世界のベスト・レストラン50」で2010~2012年、そして2014年と過去四回もベスト1に輝いた北欧を代表する名店です。

元来素朴な食文化しか持たなかったデンマークに美食という概念をもたらし、国の経済すら変えたといわれるそのレストランを率いるのは、若き天才シェフ、レネ・レゼピ氏。

かつて「世界でもっとも予約のとれないレストラン」といわれ、2011年に惜しまれつつも閉店したスペインの名店「エル・ブジ」でも修業をした氏の作る料理はとにかく独創的。店名やシェフの名前は知らなくとも、「アリを使った料理を出すお店」といえば、聞いたことがある人もいるのでは。

「アリを食べさせるなんて、そんなのただのゲテ物料理じゃないか!!」

と思われるかたもいらっしゃるでしょう。いや、むしろそういうかたが大半かもしれません。

しかし、そうではないのです。アリを使うことにはちゃんとした理由と意味があり、だからこそそれは立派に料理として成立しているのです。それは世界ベスト1の称号が証明しています。

世界が認める天才シェフが鈴かぼちゃと出逢った

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そんな氏だからこそ、全く新しい生で食べるかぼちゃ「鈴かぼちゃ」にも興味津々。

今回、Nomaに鈴かぼちゃを持ち込まれたのは「京懐石 吉泉」の亭主、谷河吉巳氏の一番弟子の佐竹さん。

手のひらにすっぽり収まる鈴かぼちゃに、レゼピ氏も「面白い食材だ」とその可愛らしい姿に早くもいろいろな可能性を見出した様子。

きっと近いうちに世界が認めるレネ・レゼピが作った鈴かぼちゃ料理をご紹介できることでしょう。

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鈴かぼちゃを手に笑顔のレネ・レゼピ氏(左)と佐竹さん(右)